灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
記憶とは忘れ去られず残りたる心のメモゆえ時折り開く
21
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詠み人知らず
純情が雨に流され花も散る 詠み歌忘れ 焼野で踊る
6
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ながさき
雨が降る 久方ぶりに 雨が降る 季節は動く 止まることなく
32
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桐生賄
時々は 帰っておいで 君の部屋 残してあるから あの時のまま
23
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詠み人知らず
雨上がり雲の残りし灰の空 寂し空の日 本日有休
5
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藤原定家
良い歌が湧ゐて夜明けに焦らされる幾夜重ねた夢の靜寂に
11
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林林
「おばあちゃん、病院のご飯食べようね元気になっておうちに帰ろう」
24
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只野ハル
日曜日らしくない家族介護者の日曜日がもうすぐ終る
15
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只野ハル
曇っていたが洗濯が乾いたのでまずまずの日曜日だった
4
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月虹
雨降つる水の惑星生まれ来る命は優し水泡の中
31
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秋日好
地続きの数百キロの近場ではケイがエースを奪っている
7
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へし切
老いぬれば為すこともなく日は残り昏るるに未だ遠し日々かな
23
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秋日好
観るだけで両手震える庭球を顔色変えずに続ける君よ
11
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秋日好
日本語で悪態つけば審判は聞き逃してもくれるのだろうか
6
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秋日好
試合観てテニス始めた父を持ちケイと故郷を共にする母
13
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月虹
君こそが神秘の宇宙甘やかに動く理由を僕は知らない
27
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詠み人知らず
風興す走る電車を待つ影は 心射たれた あの日のままで
3
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詠み人知らず
菜畑に風の吹くまま気ままにと 小っちゃく白い紋付きがゆく
6
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リクシアナ
朝粥の白さに散らす針生姜うすら寒さを辛味でとばす
22
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林林
「シャッターを押しましょうか」とお向かいの病床見舞う 乙女の笑顔
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