KENのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
茶の間へと団扇で友が招き入れビール飲むかと指す冷蔵庫
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蔓葵
玉の緒のおのが身を知る蝉時雨そのうすぎぬも袖やつゆけき
11
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滝川昌之
海沿いはひと夏の恋拾い合う漁港の猫までモンローウォーク
13
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滝川昌之
健全な水族館の歓声がナンパな浜を浄化してゆく
13
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可不可
主もろとも絶たれた店の名 ともされて滲む宵闇
5
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吉野 鮎
ほたる草すゑ葉にをく露あさ影に消ゆるたまゆら汝が蒼き影
11
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吉野 鮎
逃げ水の光りのゆらぎに汝が翳りひとときを燃ゆたまゆらの逢瀬
11
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うすべに
夏休み 陽にきらめいた白い波 ラムネの瓶を透かして見てる
9
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リクシアナ
揚げ花火谷間の郷に谺して恋に幕引く煙の香り
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横井 信
ゆっくりとでも確実に進んでくうす橙の空に三日月
11
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滝川昌之
幼子が花火セットを抱き歩くあとの儚さ示唆するごとく
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詠み人知らず
林泉のくれて夕星合歓の花淡き薄紅亡き母慕う
9
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詠み人知らず
話しあい思い遣りあい解りあいお隣同士は誠と愛と
11
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へし切
梅雨寒の七月の風も何処へやら寝も寝もやらずこの夏の夜
13
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横井 信
令和でもやっぱり暑い八月は汗を拭きつつ踏み出す一歩
13
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詠み人知らず
立ち込める暗雲なおも黒々と近くて遠き隣人の壁
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滝川昌之
納涼祭 告ぐ行燈に 今は亡き 友の店の名 また見上ぐ夏
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詠み人知らず
寄せ植ゑに日日草の彩りを 花を愛して晩年の日々
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可不可
君の目が泳ぎだしたら乾くまで 俄か雨と薄着の魔法
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へし切
夕涼み 縁台置いて将棋かな 昭和の風景 今は懐かし
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