灰色猫のお気に入りの歌一覧
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城島ぷらこ
消えていく飛行機雲の跡に似てあせる想いは今頃何処へ
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詠み人知らず
高すぎぬ湿度で過ごす心持ち「明るく楽しく元気良く」と
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詠み人知らず
汗ばんだ真夏のコーラ飲むたびに 春の渇きも消えて癒えてく
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桐生賄
そのお花 苺のような形です 蝋燭灯したように咲くなり
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鍬乃呑
重たげな雪は恐らく明日には氷になって人も殺せる
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西村 由佳里
雨粒がしとしとしととささやくのおねむりなさいまどろみなさい
4
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野々花
この雨が上がれば笑顔戻るから明日には虹を届けられるはず
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藤原定家
三十年を紋日は歸郷し愛息のただ今の聲耳に殘れり
5
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リクシアナ
小匙１炭酸１合ハイボール返り香に訊く生きる汚濁を
7
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鍬乃呑
目を覚まし這い出た虫もおそらくは雪を呪いつ寝直している
5
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リクシアナ
飲めぬのにボトルに惹かれ買う角サン 亀甲 蜂の巣 水晶柱か
6
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リクシアナ
花咲けば穏やかならぬこの胸の花に憂うる病のありて
12
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朧月
桜漬動き出せない心地して日々迷う吾置き去りのまま
11
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月虹
幾筋も涙の形に流れゆくやけに切ない今日の雨音
65
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千映
恋ごころ抱く人の名不思議ですみんな「和」の字付くなんて
9
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千映
おしなべてあなたの冬はどうでした？寒くて辛く優しく燃えた？
11
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千映
ふるさとの町は変化し今はもう河津桜が満開と知る
13
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久川
猫が鳴く にゃあと一声 人を呼ぶ ほいと呼ばれる 骨抜きな人
4
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久川
君が私より幸せだと苛立つの血を流すのと同じくらいに
2
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詠み人知らず
雨垂れが心のひだを叩くとき微かに疼く淡い恋心
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