灰色猫のお気に入りの歌一覧
野々花
たくさんの歌を与えた筈なのにあなたの歌をまだ欲しがっている
10
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野々花
春の花魔法のように咲かせては微笑む母は太陽でした
17
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紗紋
夢語る過ぎしあの春今一人朝に溶けゆく友の面影
14
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野々花
珈琲の苦味のような後悔を少し残して冬が過ぎ行く
22
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リクシアナ
小雪降る夜明け眺めて飲むスープ玉ねぎ十個の琥珀色かな
18
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詠み人知らず
スカベラがありがたいのは虫だもの 世知辛き世に実存が飛ぶ
4
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ゆりこ
みっつ目に入ったひびで割れる
10
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恣翁
老いを悔やみ 寝返るも夜の明け遣らで 静かな窓辺 小雨響けり
23
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けん
雨だれの 小さな波紋 まつ毛打ち 胸の泉に 余波滑りゆく
6
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へし切
面影のおぼろに霞む老いの坂のぼるに未だ未練の多し
25
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千映
生パイン揺れるたび汁したたりて夜行列車のパイン騒動
9
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麻
春雨のつなぐ一夜を寝て眺む見るも空しき雲の彼方を
18
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千映
ボラで踊るマツケンサンバお稽古で足をぐねって本番危うし
12
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夢士
寝台や朝の京都に降りたちぬ遥か昔の修学旅行
19
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夢月
寒もどり弥生は春かと風にきく芽吹く枝葉にまだ冷たき雨
16
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葱りんと
春を待つ ときめく心 恋のよう 脳内恋愛 擬人化OK
16
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夢士
うたのわの園に冷たき雨の音 名のみの春の明け来るを待つ
22
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朧月
雨の街心細くて切なくて手繰る言の葉朧に消ゆる
18
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詠み人知らず
レコードで聴いた月光セレナーデ 下七七は 要らないほどの
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夢士
戻り来る寒波背負いて風神の走り往きあと咲きし花散る
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