詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
沙久
忘れないように「命の鐘」鳴らそう 生かされそして生きているのだと
20
もっと見る
真横
我が心乗せて風をも切る一矢時雨を割ゐてはる空を乞ふ
6
もっと見る
鍬乃呑
雪が降る朝は車を繰る君が諦めるのを恐れて起きる
4
もっと見る
絮谷新
にはたづみ流るる泥土に浸かりてはわが隧道の來し方昏し
20
もっと見る
千映
成人式ド派手衣装のどこがいいメディア追うからエスカレートす
12
もっと見る
灰色猫
君好む黄金色になりたくて稲田を抜ける風を待ってる
24
もっと見る
灰色猫
僕のみぎ君のひだりに重なってぼくらはひとつ春の花になる
21
もっと見る
灰色猫
さらさらと記憶の砂を海原へ還しているの涙と共に
21
もっと見る
絮谷新
白い夏恋を語れば灯台のステアケイスは空へと伸びて
21
もっと見る
コーヤ
陽だまりで頬よせ揺れて笑う声聞こえるような水仙の花群れ
27
もっと見る
コーヤ
大人へのステップ踏んだ記念の日希望に満ちた時懐かしむ
24
もっと見る
リクシアナ
綿雪は飛天のつむぐ言の葉の空にちぎれたひとひらの歌
29
もっと見る
詠み人知らず
七草の指折り數へわらんべの口尖らせて粥を吹きたり
21
もっと見る
詠み人知らず
冬晴れの蹈む青草に七種(ななくさ)の若菜のはこべら薺を摘めり
19
もっと見る
詠み人知らず
透かし見る月の光りの哀しけれワイングラスを翳してみれば
25
もっと見る
inosann
親先か卵かならば宇宙はと悩みつ食べる親子丼うまし
19
もっと見る
美津村
母の癌を告げられ眠れぬ長き夜の夜明けてなべての窓開け放つ
12
もっと見る
詠み人知らず
人の世の楽しさすこしみつけたよたまには旅もいいものですね
19
もっと見る
詠み人知らず
吟行としゃれてはみたが難しいおのが非力をあらためて知る
9
もっと見る
詠み人知らず
ふたたびの明治神宮肩さびし歩めば偲ぶ父のこわねを
15
もっと見る
[1]
<<
347
|
348
|
349
|
350
|
351
|
352
|
353
|
354
|
355
|
356
|
357
>>
[411]