詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
書きかけの ふみ 舞ひあげて 春一番 綴れぬ思い 君に届けよ
24
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滝川昌之
朝掘りのタケノコくらいの灰汁ならばあえて落とすな新社会人
23
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滝川昌之
払わずに肩に留め置く一片の花と歩めば春は爛漫
28
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夢士
荒川の土手や一面桜色なごむ一時通勤電車
13
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夢士
満開の桜並木や北の風コートの襟立て急ぐ帰宅路
12
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夢士
流さるる横風強く常磐道利根の大橋菜の花の土手
22
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うすべに
別れの日 仲間と話すきみに声かけそびれたの 気後れがして
10
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うすべに
うすべにに 染まるしとねの散り椿 今を盛りのさくら見あげる
13
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うすべに
咲きいそぐ花に「待てよ」と声かける 愛宕の山の峰の白雪
17
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へし切
散りいそぐ花のこころを止め置きて寒のもどりに冴ゆる月かな
25
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へし切
老いぬれば 散るを惜しまぬ命かな 花はさくら樹 人は武士
22
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へし切
春の陽に俯き咲きぬすずらんの花にぞ君を想いけるかな
23
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へし切
書きかけの ふみ 舞いあげて 春一番 こいつぁ 春から縁起がいいわい
15
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へし切
春ごとに 花のさかりはありと言へ 世に 常なるもののあるべきか
24
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まぽりん
継ぎ紙に今日も流るる恋がたり書きつたへたる水茎の跡
37
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まぽりん
季はいま令き月なるぞ吹く風の和らぎ花の笑み初めし春
33
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コタロー
春うらら草花たちはカラフルな色を競つてニッコリ咲きぬ
8
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コタロー
長閑なる一日を過ごす三疋の龜が重なり甲羅を干しぬ
9
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コタロー
春めゐて土より出ずる土筆たち青空目指しつんつん伸びる
14
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コタロー
枝垂れたる花咲く道を女學生語らひながらゆつくり歩く
12
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