詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
バロンマン
松葉色、苔色、鶯、木賊色 固有の名を持つ日本の緑
10
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石川順一
寝る前に歯磨き励行して居れば寝際や寝しなに恐怖感じる
12
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西村 由佳里
左眼が眠れ眠れと言うのですしょうがないです目をつぶります
8
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可不可
今もまだ手を振り続けてゐるか知ら 貴方の胸の奥の私は
12
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滝川昌之
駄菓子屋の部活帰りのご褒美の五臓に染みた青いラムネよ
25
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ななかまど
夜に咲く花火の華に夏は逝く立ち止まること君はためらう
10
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幸子
流れてく雲にふと手を振ってみる何か応えてくれぬだろかと
20
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バロンマン
子を持ちて再び向かうディズニーでミッキーマウスは笑っているか
11
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滝川昌之
子育てを終えた燕の空の巣よ夏の初めに吾と戻れよ
27
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詠み人知らず
全員の夢のかけらの集まりの卒業記念のタイルの壁画
15
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詠み人知らず
膝抱え見遣る卓には冷めしピザ 君や何処で道草食むらむ
12
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己利善慮鬼
天蓋に鎖されて君は眠り居り僕等の夜は星を持たない
7
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び わ
心さん私のあなた守ります哀しい時もうれしいときも
8
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蕾野
現在の私の歌を軽々と飛び越えている十七の「僕」
9
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ぽわぽわオレンジ
改札の向こう側には君がいてくれるなんて妄想で生きて
4
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千百
空と海を 真昼に分かつ 一筋が 人魚になった 妻を隠した
3
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詠み人知らず
変わるたび汚れるたびに濁ってく瞳に映る球児の純粋
6
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ひよこ豆
さんま焼く音を聞きつつ待ちきれず大根おろしで冷酒ひとくち
21
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へし切
我が宿に 幼児のこゑ 笑い顔 あふるるひと時 お盆のやすみ
22
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洩矢転石
夏が過ぎきみは嘘が上手くなりぼくは無意味な引用をする
6
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