詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
あぜの花ほとけの徳に例へてはときの節目に稲穂刈る人
15
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詠み人知らず
二本きり華奢な緋色が映え揺れるお寺へ続く通りの端で
11
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石川順一
草原の上に多くの蜻蛉飛ぶエサがあるのか風のまにまに
14
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煩悩
そんなにも色のない毎日から飛び出しておいでよこちらはフィジー
6
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横井 信
お社を見守る森にひととせの伸びた枝からいま舞い落ちる
8
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横井 信
お疲れと一息ついて空見上げおぼろに見えた上弦の月
11
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詠み人知らず
猛禽は爪に囲ひし雀にて 暖をとりては しののめに放く
11
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詠み人知らず
秋の蚊が ラの音プーンとたてて飛び たらふく吸ひてふよふよ浮きぬ
7
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詠み人知らず
好きなもの 嬉しげにまた楽しげに 語る言葉に惹きこまれたり
12
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石川順一
軍手まで嵌めて蚊避けの準備する幼虫たちが我を迎える
15
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石川順一
彼岸花さらに豪華な花となり株の多さも気に成らぬかな
12
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石川順一
マキを割る蕎麦屋が見えて来たところどっさり養分吸って居る木々
13
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滝川昌之
シャリシャリと果汁の絡む食感に僕らは秋をもいで味わう
19
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ひよこ豆
照れつつも笑顔をきりり輝かせ家庭を持つと末の子の言う
19
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ひよこ豆
路の端 信号待ちの目を引くはイチョウの樹より落ちてる銀杏
15
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ひよこ豆
艶やかなふっくら生栗見つめつつ右手を想いフッとため息
19
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夢士
夢のなか君と徹夜の除夜の鐘旅立ち告げる君の声聞く
10
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夢士
西方へ旅立つ君の路灯り静かに上る上弦の月
15
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詠み人知らず
稲荷ずしをコンコンと言って笑われたそれから私は無口になった
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KEN
病む思ひ紅さし指で亂れ書く文の如くに風に朱の花
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