ふじこのお気に入りの歌一覧
歌蓮
アルバイト鼓動が少し速くなる初出勤の夏のある朝
9
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歌蓮
桃色に淡く染めゆく我が頰をどうしたのって笑って聞いて
5
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灰色猫
流星があまりに多く零れてる夜空に数多の願いが咲いて
19
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へし切
ゆく夏の暑さ残りき赤とんぼ群れて舞ふ野に秋立つを知る
31
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大野 冨士子
風邪を引き反射のように呑んでいる 早めのパブロン 犬はパブロフ
116
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滝川昌之
新しいスーパー覘く主婦の眼は野菜売り場のナスより新鮮
25
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西村 由佳里
シュッシュッと薬品かけて拭いてゆく我を見ている子の目は清し
9
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へし切
味付けの基本はやはり「さしすせそ」子供を伸ばす基本もやはり
24
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inosann
買い物に妻が連れ出す車窓にはどなたかが描きし夕焼け映える
24
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滝川昌之
沖をゆく漁船に昇る雲の峰 追い飛ぶ鳥が紛れるあたり
23
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紫草
ため息は転がり落ちて書きものの上に点々汚点となって
18
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恣翁
愛しくて 夢に通へば 我が腕に 君が現身奪ひてしがな
21
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藤久崇
呉越も 同じ嘆きを 忍ぶらむ 筑紫の雲は 西の果てまで
20
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林林
ヒロシマの原爆記念館に行く寡黙な父が肩震わせる
23
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林林
夏の夢叶うだろうか青い空Aマイナーの旋律光る
28
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吉野 鮎
向日葵は好きかとふ汝の蒼ふかき瞳が好き 星流る夜
17
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詠み人知らず
思ひつつ寝れども人は見えずべし 夜の衣を返して着るとも
12
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詠み人知らず
輝きを見つめるだけでよかったの 光にこの手かざせるだけで
16
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吉野 鮎
流星のかけらの幾つさがす夜葉月の風に微か秋立つ
42
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灰色猫
七つ川ゆらゆら流る灯籠は平和を願う希望灯して
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