万陽のお気に入りの歌一覧
恣翁
びしょびしょの 雪解の道を通へれば 革靴の先ゆ 沁みにけるかな
16
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なかしぃ卿
スーパーに節分の豆置いてあり隣にチョコも並ぶ哀しさ
8
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石川順一
雪の音ようやく止みぬ屋根からの落雪続いた二日間かな
17
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桐生賄
しんしんと しんしんしんと 雪の降る 最強寒波 いつまで続く
24
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まあさ
今年から「健康感謝の日」にしよう 一・一九 大切に生く
25
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敬之介
あの夏の山よ川原よ野よ丘よ吾ら団塊小僧の世界
11
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inosann
広島への帰郷うながす妻のため重きこころも徐々にうごけり
25
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恣翁
外は未だ 包まれたるらむ 夜の色に 垂りの音に驚き 起くるも
25
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澄舟
歌詠むは時にとどめを刺すに似て研ぎに研ぎての言の葉放つ
31
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もみじ
車窓からま白き富士の見えてくる春浅き日の二子玉川
12
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詠み人知らず
雪ふりて覆い尽くされなほ残るもののすがたの白きふくらみ
26
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まあさ
寒の内 静かな朝の 洗面所 鏡は広く きちんと四角
22
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鍬乃呑
孤独には慣れた振りして優しさに触れればすぐに喋り過ぎてる
8
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祈り花
老いの身に餘る時間を手仕事に小さき幸を見つめてゐたり
17
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まあさ
石積みの再生の「生」に込められた思いも乗せて阪急電車
21
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灰色猫
温かい心臓ひとつ手に取って雪だるまへと移植してみる
25
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inosann
幼き頃病床の父に「テレビ欲し」と困らせしこと今も悔いにき
18
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灰色猫
雪を踏むただそれだけで満たされた幼き日々にしばし帰ろう
25
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灰色猫
ゆっくりと正しい姿勢で着底すあなたが沈める言の葉の舟
23
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へし切
嬉しやな吾の好みを気にかけて義娘の作る亡き妻の味
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