まあさのお気に入りの歌一覧
沙久
一時間の思い出抱き二か月を過ごしてゆくことに慣れるわたし
21
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沙久
関数で私の心をやすやすと生け捕った君も定年間近
18
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ながさき
暇つぶし 時間つぶしの 暇あらば 生死の理こそ 知らまほしけれ
24
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ラベンダー
慈しみ 育ててくれた おじいちゃん 私の声よ 心に届け
18
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淑乃さと鹿
漠然と 襲いし寂しさ 耐えられず やわらげるため ネカフェに籠る
13
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藍子
左手の小指に結婚指輪あり薬指には入らぬ詐欺師
9
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藍子
鍋囲み食する日々も限りあり娘の旅立ちは直ぐそこにある
12
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ラベンダー
祖父はもう 駄目なのかもと よぎれども 明日も奇跡 どこかで信ず
19
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絮谷新
ジャバウォックの咆哮響む春の宵ギムレットには少し早くて
13
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千映
介護には力と知恵と言の葉で忍耐の文字最後に登場
13
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千映
ショートスティ出掛ける母の額には春のふわふわ雪の舞い散る
12
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桜枝巧
消えかけた「テナント募集」のゴシックは角ばっていて妙に短気だ
12
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九條千鶴
丁寧に書かれた手紙の便箋に滲むインクが涙のようで
11
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九條千鶴
いつからか夜より朝が怖くなり夢見ることもできなくなった
10
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藤久崇
田の神の 座とう桜の 咲くほどに 世を鋤く若き 人も立ちなむ
15
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西村 由佳里
痛いからそれとも単に眠いからとろとろとろとろまどろみ続く
10
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リクシアナ
丘陵を手綱に委ね行く我に白球光る君のドライバー
11
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リクシアナ
会議室の緊張感を持ち帰り4缶目空ける指細き女
22
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リクシアナ
荷の重さ知らずに負うと言う人に肩拒まれて脇道を行く
18
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絮谷新
モルフォ蝶碧き鱗粉鏤めて鯘りゆく香の幽けき夕べ
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