詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
地に向けて 弓ひくつくよみ その火矢に 我が影怯え 闇へと沈む
12
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KEN
山茶花の ひとひら散りぬ 毘沙門の 足につぶれる 邪鬼のまなこに
15
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芳立
図らずもいづれ出づべき闇なれば道に迷ふはたのしかりけり
4
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コタロー
冬晴や公園中の芝を刈るシルバー逹が脇目も振らず
5
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士心
こんなにもどうして不安になるんだろう 文の届かぬ雨の夜の音
15
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士心
「会いたい」のメールに「会わぬ」と返す我 会わざるを得ない理由を下さい
7
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士心
好きだとか嫌いだとかじゃなくていい ただ一言と笑顔をみたい
7
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士心
赤くない椛の庭を切る窓の果てに佇むあの日の君よ
3
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可不可
己に蓋し続ける腹のCTは殖え続ける言葉の蟲籠
5
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ユキ
今はもう 誰も座らぬ 三辺の 寂しさ埋める みかんの香り
9
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芳立
おごりける花もみどりも枯れ果てて冬の夜ふけは星が鳴るなり
2
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菊いも
通夜の顔幼子二人育て上げ楽しかったよ悔いはないよと
5
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リクシアナ
纜が解けて小舟は離れ行く朝霧深き湖の秋
22
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詠み人知らず
祖父の手の蜜柑が匂う 初雪と ふゆの香満ちる団欒のとき
12
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詠み人知らず
穴あいた臭い靴下脱いだまま日向ぼっこは小さな部屋で
3
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もみじ☆彡
自由とは かくも美し 山茶花の 枝伸ばしきり 咲き誇るさま
16
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千映
かさこそと葉擦れの音を聞きながら友に便りの文脈が出る
13
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芳立
いのちとは熱さなりけり冬の夜にしばられてこそ身のうちに焚け
5
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蔓葵
思ひ寝の花のまがきに露おきてあやなくしほる夢のきぬぎぬ
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滝川昌之
食べ終えて束ねた髪をほどくときいまだに君にキュンとしている
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