藤久崇のお気に入りの歌一覧
夢士
半世紀経ちて出会ひし友の居り三度四度と居酒屋の宵
19
もっと見る
夢士
一人詠み歌のイロハは知らねどもうたのわに入り友をつくらむ
74
もっと見る
夢士
柚子しぼり 夕餉の膳の 柚子の香や 湯豆腐食みて 柚子湯に入りぬ
19
もっと見る
ラベンダー
青空に 命漲る 萌ゆ葉々よ 母散り逝くを 知らぬが如く
20
もっと見る
灰色猫
言の葉に愛されし子が綴りゆく文字がひらひら蝶々となる
29
もっと見る
曖緒子
きたないと思う私が汚い と 書きなぐったノートを見つけた夜
6
もっと見る
詠み人知らず
死んでいく 公衆電話、僕の足、カショカショ歌う僕の初恋。
7
もっと見る
詠み人知らず
さすがとの師の称賛を耳にして口説きと思う我の浅まし
2
もっと見る
桧漣
あなたへと気持が進む気づいたら立ち止まるには遅すぎる冬
7
もっと見る
馬蝉
せわしなく やがて悲しき 蝉時雨 永遠に響くは 命の繋がり
8
もっと見る
馬蝉
雪降れば 子供に還る 君の背に 雪玉投げる 私も子供
14
もっと見る
美津村
病む窓に朝々見下ろす白き百合花の見ごろを人の切りゆく
15
もっと見る
美津村
ゆっくり休めと見舞ひくれし親方のズボンが鋳物の土に汚れゐつ
17
もっと見る
詠み人知らず
マイノリティー生命は等しく尊きもの受け入れずともせめて認めて
6
もっと見る
沙久
再生をしてみる誰が出てくるか ああ、聴こえたよ「貴方の声」が
18
もっと見る
まあさ
さようなら 喜び悲しみ私の日常 みんな知ってる ピンクのガラケー
25
もっと見る
たけくらべ
雪うずむ命とぼしき深山とて冬の息吹きの有るをおもはん
27
もっと見る
桐生賄
あれ、目眩?違う、地震だ 震源地 津波はどうなの 急いでテレビを
21
もっと見る
藍子
ありがとうその一言を待っている大きな諦め小さな期待
12
もっと見る
恣翁
会葬に集いし友の 皆老いて 思ひ思ひの帰途に散りゆく
27
もっと見る
[1]
<<
341
|
342
|
343
|
344
|
345
|
346
|
347
|
348
|
349
|
350
|
351
>>
[369]