詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
愛します君の御胸の奥の奥宝の箱の鍵貰うまで
10
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煩悩
NHK短歌に貼りついてしまう夢を見た初冬の薄氷
7
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詠み人知らず
水抜きの笑顔に隠す哀しみに木綿豆腐は崩れてしまう
3
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へべれけ
それぞれに美しき花 目移りしあぢきなき部屋 独り戻らむ
10
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つちだゆういち
油断するLAからの君のTEL君は眠らず試みたのに
8
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滝川昌之
奪い合う武骨な奴らを焦らしてはどちらに転ぶラグビーボール
13
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夢士
冬霞富士の峰白く鳶鳴きて牧水の観し千本松原
10
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滝川昌之
裏木戸が軋んだような囀りは明けの冷え込み嘆いた鳥か
18
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喜くちゃん
秋の陽のやわらぐ橋の上を右になり 左になりて犬は寄り添う
2
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詠み人知らず
憂いなど捨ててしまえと言うような葉を散らかした裸の銀杏
6
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詠み人知らず
心にも巣が立たぬよう慎重に火加減見つつ蒸す茶碗蒸し
6
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詠み人知らず
苦しんでもがいた分だけ神様は幸せの意味教えて逝かす
3
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可不可
朝の十字路に立って見まはすと 巨きなクルス背負った気もする
6
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うすべに
覚悟して 夜のとびらを押しあけて 夢にみたこと教えてあげる
8
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銀
あすともに目覚める痛みよせめていま健やかに眠れと雨音ささやく
5
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詠み人知らず
残り糸繋げて編めば襟巻きの幾何学模様照れて笑うよ
19
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露草
わが心ここに在らずの続きおり君が面影ついて離れず
12
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へし切
葦辺ゆく鴨のつがいを見るにつけ浮き寝も寂しさゆる冬の夜
19
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KEN
燃えつきた もみぢの滲む 沼かがみ 水脈引く鳥の 影も虚ろに
12
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横井 信
また一つ 暦は進み街角の街路樹たちは刈り込まれてく
8
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