灰色猫のお気に入りの歌一覧
コーヤ
光り射し目映きみどり茶畑のかすむ遠くに白き富士みゆ
25
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美津村
「まむし注意」の立札の文字も薄れ果て茂りし草は枯れつくしたり
7
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松本直哉
須臾にすぐるいのちと思へどくれなゐの茱萸の実ひとつ口にふふめり
4
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野吹
いくたびの春のめぐりに逢ひつつもなどや悲しき花の別れは
26
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詠み人知らず
悪いのは原爆だけぢゃないことを 知っとりますけぇ 被爆者ぢゃけえ
11
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詠み人知らず
待ち続け変わらぬ信号ふと見れば 押し釦式 うーーーーーっ
12
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リクシアナ
散りゆくも咲かぬも桜 満開を夢見て待つも また桜かな
27
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美津村
峰ふたつやさしき姿あらはしぬ西風やみて雲晴れしところ
11
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美津村
多度山と遠き伊吹の会ふところ雲集まりて輝き始む
9
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ながさき
上高地 雪の穂高と 河童橋 清き流れの 梓川かな
25
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もり
チョコレート食べた右手で手を繋ぐ煙草の匂い移され歩く
10
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沙久
ブラックをホワイトで染めて曖昧に するとは何と安易なことよ
11
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みん
ラーメンを扇子で仰ぎつつ食べるおばさんを見て初夏を感じる
8
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沙久
泣くばかりの恋を海へと放ったら 優しく揺られ さざ波に変わる
13
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恣翁
衾抱く 気懈き朝 簾の外に 入り乱れ飛ぶ落花を見たり
19
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野吹
春の夜の霞の衣を片敷けば朧月影袖にうつれる
14
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灯依
七度目の正直 明日から痩せます 多分そのうち八度目がくる
5
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詠み人知らず
駅裏の猫の会議の気儘さよ 寝たのもいるし 寝たのもいるし
18
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沙久
誘惑は皮膚感覚から狂わせる 善悪鈍り 谷へといざなう
12
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くらら
ふと気付く 名残り桜の ひとひらは 窓開け そっと 春風に乗せ
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