藤久崇のお気に入りの歌一覧
河のほとり
もみぢ葉の明日はいかにと思ふにもいたくな吹きそ夜はの山風
20
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河のほとり
侘しくてひとり寝る夜はいたづらにあらしな吹きそ雨もろともに
72
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河のほとり
白雪は梢の清き光にて早咲き初めし花かとぞ見る
18
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へし切
除夜の鐘遠くに聞きつ新玉の春を迎える静やかな夜
32
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詠み人知らず
静寂にて胸に寂寥満つる今 人恋しさに涙ひまなし
11
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藍子
本日でいよいよ年が終わりますありがとうねと越して行きたい
16
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詠み人知らず
二人居に氣負ふことなく年を越す炬燵の猫も欠伸してをり
18
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麻
暮れ果てむ今日の月こそめでたけれ思ふ心のあればなるべし
21
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灰色猫
故郷を一人旅立つ少年の胸に宿るは憧れであれ
28
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リクシアナ
鐘の音も詣での道も雪のなか苫屋の神に飾る神酒口
31
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灰色猫
一人切り眠りにつけない夜に落ち星の光に耳を澄ませる
29
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麻
ふけばただ光る鏡もあるものをひまなくくもる我が心かな
21
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詠み人知らず
恙なきこの一年を振りかえり夫の強力に有難き幸せ
17
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君丸
胸のおく 開けぬと閉じた この箱が 君が消えたと 捜せと暴れ
6
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片井俊二
ぬばたまの夜空に沈む交差点赤一色の灯る静けさ
1
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片井俊二
君去りし道に散りゆくもみじ葉を本に挟みて歩き出す、冬
16
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inosann
このところ三度三度と作りくれ触らぬ神となりし妻なり
15
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藍子
年越しのお留守番へのお駄賃をあれこれ選ぶそれが楽しい
9
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詠み人知らず
揺さぶられ見つめる貌には余裕なく詫びて浸れリ賢者の境地へ
4
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詠み人知らず
懷かしいいつかのメロディー耳にして蘇るのは悲しみばかり
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