詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
影薄く あるか無きかに星低き聖夜に独り 明けや時雨れむ
18
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ひなこ
その台詞 前にどこかで聞いたかも 「きみさえいれば何もいらない」
6
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可不可
毒リンゴ持ち歩く日々 ひとよりも最期は自分で齧る覚悟
6
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滝川昌之
若葉より紅をさすまで寄り添えば枯れても捧ぐ蔦の一途よ
23
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しずく☆・.…。
傷跡は 歪む運命を 乗り換える ための目映い 電車の切符
14
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灰色猫
祝祭のこの夜だけは戦争の起きぬ世界でありますように
15
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滝川昌之
たまに触れまだつなげない手の距離の二人の恋は初雪しだい
19
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蔓葵
炭竈にくぶるなげきの絶えぬ夜は煙をわけて来るひともなし
14
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灰色猫
ラズベリーケーキみたいに着飾って聖夜の君に告白するの
13
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灰色猫
星屑のイルミネーション舞い降りるジングルベルの流星の歌
12
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灰色猫
清らかに星ふりそそぐ聖なる夜わたしもあなたもひとりではない
21
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滝川昌之
夢かなえサンタは帰る本業へアクビ一つで通勤電車
23
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つちだゆういち
三つ編みの君がくれたるべっこう飴舌の上にて甘くとろける
10
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半格斎
家の辺に新参者の山羊来たり 声ふるわせり春の夕暮れ
9
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しずく☆・.…。
実が熟し心の林檎が落ち気付く君に引かれてゆく重力を
24
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KEN
冬越えの 櫻の枝の 月影は かぼそく綴る 文のごとくに
11
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へし切
偲ぶれば 恋しみ妹の面影に また夢通ふ 冬至の長夜
19
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滝川昌之
デコボコの痘痕の柚子も湯に入ればあなた温めてスベスベにする
19
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河のほとり
いにしへの光を月の見せざらば寝ねずながむる夜半の窓かは
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河のほとり
ちぎりしを忘れぬ夢のなごりとて片しく袖にさせる月かげ
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