詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
どこまでも優しく怒らず全肯定 穏やかな君 他人に無関心
13
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灰色猫
幾万の夜を灯した人類の炎ゆらめくあなたの瞳
17
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滝川昌之
着古したニットのようなホッコリを吾に与えし陽だまりスズメ
25
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澄舟
悪役は舞台を降りてぷちぷちとバラの棘折る短い爪で
15
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石川順一
完全に黄葉して居る藤の木は下に椅子ある憩いの場なり
14
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へし切
言の葉にこころは宿る友去れば電子の海につのる悲しみ
31
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夢士
雲切れて煌と照る月冴え冴えと世の善と悪照らしをるらむ
17
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灰色猫
琴線を育てていこう悠々とイルカのように奏であいつつ
18
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灰色猫
冬空に轟く遠吠えひとつありどこかで命が消えたのだろう
19
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へし切
冬空に街は影絵に夕映えて夜の帳は静かに下りる
26
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横井 信
暖かな 日差しを浴びて 今日もまた 本を片手に 行く同じ道
12
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横井 信
差し込んだ 冬の日差しに 照らされて 犬を連れゆく 人 鮮やかに
12
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inosann
「崖っぷち」に立った外交で迫られて平和な国は慌てふためく
22
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月虹
弾け飛ぶようなラテンの熱量を蓄えたまま帰る汽車道
282
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吉野 鮎
忖度をしたのか秋刀魚鮭不漁トランプ賣り込む牛豚鷄肉
10
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秋日好
話すことあらじと二者の行きなずむ振り返るものわずかなりとて
17
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秋日好
もの知りは古き言葉を忍ばせて名を甘く詠む睦言しをり
20
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詠み人知らず
文芸の才に溢るるきみなれば 磨き磨きてまた戻り来よ
19
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石川順一
手袋が落ちて内部が濡れて来る臭みを持ちぬ乾かさねばと
12
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滝川昌之
繰り返し子供の食事の段取りを気にせず行けよ同窓会へ
26
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