栞のお気に入りの歌一覧
竹本未來
緩やかな長い坂道のぼる春はじめての土地なれない陽射し
5
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山本克夫
かなしみもうすれゆくようなあきらかにこれは四月のひかり
6
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只野ハル
別れが事実から記憶になり微かな思い出まであと何年
5
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詠み人知らず
春光や哀れな吾をそれほどに 照らせと誰に頼まれたのか
9
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四季野 遊
胸に棲む醜い鬼を追い出してああ晴れ晴れと君に逢いたし
2
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只野ハル
道しるべ戻れぬように倒しつつ先見えぬ路只一人行く
3
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おぢ丸
「優」という文字が「傷」に見えるほど衰えているこころの視力
27
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ゆら
恋をせよ諸手をあげてここにある風の原子を感じるように
33
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山本克夫
校庭をうす桃色にそめてゆくさくらはわかれの記憶でもある
13
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螢子
どうなるか解らない未来待てなくて現在を一緒に生きたいのです
71
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8月24日生まれ
いつまでも覚めない悪夢を現実と言うらしいです 早く起きたい
14
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詠み人知らず
独り言 返信不要 なるほどね ハナシタイコトアリと翻訳
7
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竹本未來
世界には私と蝉だけなのかと不意に感じる夏の図書館
20
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竹本未來
お散歩にわざとぺたんこ靴はいて春を感じる足の裏側。
12
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三夏
信じてた王子が白馬で来ないのでこれから徒歩で説得に行く
80
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只野ハル
定型か 自由律かは 吾知らず 歌自らが 形を選ぶ
5
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鷹雪
幸せを祝う言葉はいつだって足りずに 嘆きの語彙だけ余る
13
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どるちぇ
たくさんの言葉はたぶん要らないの、あなたと、わたしと、ただ好きだけで
19
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只野ハル
見上げれば夜空の星に 俯けば路傍の花に 君が重なる
6
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只野ハル
花びらを ちぎって散らす 水面に 涙落ちても わからぬように
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