詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
厳島 役の行者に護られて山傷癒えよ 奥の奥まで
13
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夢士
猿山の如き騒ぎや子らの声つられ大声老若男女
12
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つゆふみ
良い年を優しい声が耳を裂く明日が見えないひととカラスに
7
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詠み人知らず
しみじみと重湯のような空見上げまあつつがなく今年も終わる
11
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天鳥
ジングルのベルが消えゆく彼方から煩悩払う鐘が響く夜
3
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花散姫
嫁入りのしつけのついた名古屋帯 エイっとハサミを入れて額にす
8
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横井 信
年の瀬の眠りについた工場を静かにつつむ鳥のさえずり
16
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恣翁
火の揺るる暖炉の前の敷き物に 犬腹這ひに 安らへりけり
16
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新座の迷い人
大晦日 朝日差し込み 暖かく 今日の見舞は 軽やかに行く
13
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滝川昌之
子が帰省 近況ひとつ聴く間なく友が連れ出しいつもの我が家
27
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花散姫
幾千の言葉を積めば埋めれるの 君と隔てる凍てつく河は
6
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花散姫
雲の影山腹に落ちる暮れの日に祝いの鯛を買いに走れば
6
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つちだゆういち
お正月どこにも行けず空港で笑顔見送る唇噛んで
10
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うすべに
寒空に煮物のかおり ただいまと扉を押せば ほっとした顔
20
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灰色猫
小豆炊き砂糖で煮込みぜんざいを一夜寝かせる魔法にかける
24
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び わ
つくばいの水琴窟が音かなでことんことんと今年も無事と
7
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つゆふみ
システムを知らずにはしゃぎ5首も投げ細く長くの助言が染みる
7
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つゆふみ
帰らせぬ告げた政府に救われたキエフで吐息プリピャチのひと
7
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灰色猫
お餅買いみかん箱買い数の子もお節だけなし忌中の正月
21
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アスリート
地中海砂にうずめた彼の嘘 別の彼氏と裸足で歩く
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