詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
缶ビール新商品に目がないが 口と喉あり 取り敢えず飲む
16
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詠み人知らず
明日こそ熱が下がってますように 望みは叶い 少年は死す
14
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詠み人知らず
コーヒーを淹れましょうかと妻が云う 飲まないことを 知ってるからだ
19
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灰色猫
その切符 どうか失くさず 持っていて 銀河と繋がる 約束だから
44
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灰色猫
春風を 小瓶に詰めて 贈ります 涙の夜に 開けてください
67
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舶女チェルシー
卒業式たまごの殻を割るように咲く木蓮と拍手喝采
9
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詠み人知らず
バス停で独りで待つ君声かけて 飛びつく笑顔に身じろぎした
2
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詠み人知らず
靴を脱ぎ、暖かい日に散歩しよう 海には入らず 砂浜の上
10
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コーヤ
小鳥群れ囀る声も軽やかで春の近づく音に聞こえて
26
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鍬乃呑
コーヒーを頼みミスドで古本を読む俺だけが一人で来てる
3
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野々花
姉さんはいくつになっても姉さんで良い子良い子と私を褒める
25
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七夜月
いつまでも 男社會と泣く姉の手のひらにつく 爪の跡
10
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詠み人知らず
なぐり書きしても沈まぬ苛立ちに青いインクが哀しく滲む
25
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詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
184
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炭酸水
聞かせてよ調子はずれのなごり雪汽車がくるまであと二、三分
18
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へし切
離れがたき妹がなごりの夫婦雛あの日のままに笑みて寄り添ふ
33
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恣翁
壇飾る部屋に寝たれば 雛達の うちささめける声聞こゆなり
27
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恣翁
下痢のため食事を絶ちて 受験せし雛の節句に 雪ぞ降りける
21
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Chico
日だまりの車椅子にてうたた寝の そっとそのはは そっとそのまま
104
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けら
まだ人に言葉がなくて月を見て 淋しいねって伝えたかった
10
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