詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
漏れまして探りを入れても疑問ごと網から抜けると知れた凪の日
9
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夢士
百均で求め冷やしてアイスノンそっと隠してヘルメット付け
18
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へし切
さるすべり焔立つがに赤々と 酷暑真昼の 夏空の下
23
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横井 信
ゆっくりと鳴き声しぼむ夕蝉の響を風は吸い込んで行く
15
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あさみゆき
虫除けを したほうがいいと 子にいうと「シューってして」とぐるぐる回る。
6
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只野ハル
検温の値のような猛暑日に誰か氷嚢当ててくれぬか
14
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ひよこ豆
ぼんやりと信号を待つ車窓には曙色へと移り行く空
21
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ななかまど
鉄路への思いのこもる小さき宿猫七匹と天塩弥生駅
9
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幸子
酷暑にてふらつきし足久びさに地力出してしかと地ぞつかむ
17
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千映
デコルテに自信はないが出す勇気まだ残ってる日焼け止め塗る
7
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千映
樹々たちの手入れで財政圧迫す杜の都が売りの現実
11
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滝川昌之
ハナマルの図画工作を持ち帰り「ただいま」言えばもう夏休み
31
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夕夏
かじのうりあげえんげるけいすうあげさげばくちのおかねたいしょうか
2
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松本直哉
身をすつるほどの祖国はなかりけり交野が原の夏のゆふぐれ
6
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藍子
ラジオから母校の校歌聞こえ来る準々決勝次も聞かせて
19
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煩悩
スマホ依存の親指がよく訓練されている満員電車の亡霊の群れ
11
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河のほとり
つつみかね思ひの色の満ちぬれば夕べの空のかくやかなしき
19
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KEN
野の菩薩早乙女花を瓔珞にせめて飾りて人を待つかな
23
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新座の迷い人
叔父上の 旧盆来れば 新盆か 我を残して 逝く悲しかな
9
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詠み人知らず
そと触るるばかりの唇ゆかしくて 痺るるごとき甘さ走れり
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