灰色猫のお気に入りの歌一覧
いわなおいびと
水張りし田に万緑の大山嶺映りて相模平野静もる
4
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山吹
寒風を受けて凍えて自販機も冷たいなのね、きみもそうなの?
5
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灯依
嘘に嘘を重ねてできた「嘘つきちゃん」 誰か私を愛してください
4
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いわなおいびと
小鮎跳ねうぐい群れなす相模川新緑映えて瀬の音やさし
6
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inosann
母の日に母あることをかみしめてささやかながら食事を共にす
17
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桐生賄
シクラメン 我が家は未だ 咲いていて いつまでもつか 楽しみなんだ
12
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祈り花
千代紙を幾重も折りて青き薔薇匂ひ立ちませ一夜の夢に
18
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西村 由佳里
うねうねといつまで続く島の道君と私の会話のように
4
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ゆりこ
忘れては夢にみてまた思い出すあなたは憎い恋のアネモネ
10
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鰹鯨
心電図クリーム拭き取る看護士や 胸のマークも消しておくれと
6
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美津村
人いきれに曇る電車の窓硝子幼児は左手に「あ」の字ばかり書く
12
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美津村
菜の花と麦の穂花瓶に挿してあり空きゐる特急の乗務のどけく
10
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美津村
出勤点呼乗務点呼終業点呼退出点呼かくしてもまだ事故は起る
4
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林林
ああでもない こうでもないと母の日に子らの苦心のたこ焼き旨し
29
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蜻
君のわらう薄桃の頬を思ほえば口元ほころぶ 流しに立つ朝
11
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蜻
君出勤、僕は休日、家事済ませ単身赴任のさみしき部屋へ
4
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ゆりこ
仏壇の引き出し奥にくたくたの肩たたきけん私の癖字
18
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夏恋
助け合ってやればいいと口にする方ほど他人に負荷を負わせる
13
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河のほとり
憂きことは夏野の草の茂くとも夢と思はむ仮のこの世を
19
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松本直哉
紺青のいろふかみゆく沖つかた水平線の弧のゆるやかに
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