灰色猫のお気に入りの歌一覧
秋日好
二週間大時計まだ止まりおり君は私の「あいだ」を知らない
8
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恵
長雨の途切れた隙間に光挿す様な君から届く短歌よ
56
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ゆりこ
目覚ましを黙らせてまた丸くなる優しい声の君を待ってる
9
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月虹
あの日見た星空を詠んだ上の句にまだ下の句を記せずにいる
97
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ゆりこ
席替えで隣の席になってから右と左で違う体温
9
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ゆりこ
踊り場に貼り出されてるぼくの絵が誇らしくって何度も通る
10
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月虹
音楽は身体の奥で鳴り響く君と奏でるシンコペーション
27
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たけくらべ
さんざめく宇宙を眺むる幼児の瞳にうつる星は遥けき
25
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千映
もう少し丁寧に日々送るべし半病人のバチ当たりかな
13
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桐生賄
針槐 甘い香りのする花は ニホンザル大好物だそう
11
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詠み人知らず
奴は来る黒と黄色は違えども 生死の意味を 知るために来る
17
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へし切
年ふれば思ひとどむる面影の身を知る雨に泣き濡れるかな
24
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詠み人知らず
沐浴す赤子の耳を押さえつつ これは俺だと 泣ける夕刻
20
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あまと
つり革の片手入れたる背広かげまがへて手錠に拔くる難しも
3
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沙久
謝意のないスタンス崩さず訪れる 彼に御魂は何を語るのか
14
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千映
杜の街観光大使大ケヤキ歓迎の葉の日毎濃くなる
12
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葱りんと
空気読み 自分の立ち位置 確認し 息をひそめる いき苦しいなぁ
13
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葱りんと
教えたい 学校の外 広い空 別の世界を 昔の私に
13
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優器ルミネ
雨みたい。繊細な音降ってくる。やっぱり君は、ショパンが好きね。
7
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優器ルミネ
電話越し、震える声に耐えきれず。坂かけおりた、王子の真似して。
3
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