詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千野鶴子
陽光を冠のように髪に受け二十歳の君は凛と微笑む
7
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バロンマン
冬の市 おつかいに来た子どもらの吐く息の白さダイコンの白さ
9
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もみじ☆彡
常ならず 篤く寄り添う 猫二匹 熱帯び臥せる わが身ゆえかな
14
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つばす
サラサーテ心根に響くバイオリン音楽しむもピンポーン連打
4
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詠み人知らず
世の中の人知適わぬもの数多天に任せてのほほん生きてく
17
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つばす
冬なのに穏やかな日差し久しぶりワイン片手にサラサーテ聴く
3
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へし切
見上げれば冬の夜空に眉月の影冴え冴えと秋にまされり
22
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バロンマン
我が街の銭湯ついに廃業す 裂けたペンキ画 錆びた煙突
11
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うすべに
先生の診立てもたまに大当たり その軽口に励まされた日
11
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滝川昌之
降り出しは雨 紛れて消えた初雪の記憶とどめて伏せる庭草
22
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つちだゆういち
新年に君がはじめて嘯けば甘言酔いて其は姫気分
8
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夢士
うれしやな我流の歌に誉め言葉拍手を糧に続く歌詠み
16
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へし切
陣取りの策をめぐらし 石を置く 勝ってうれしい 花いちもんめ
18
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へし切
ともに泣き喜びわかつ人なくば花咲く春を如何でたのしむ
18
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falcon
をもかげをしのぶ町並み幾うつり花なき路に風花の舞ふ
10
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inosann
今日割ったお皿が僕に伝えてる「そんなに自分を責めちゃダメよ」と
15
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滝川昌之
「平成」の始まりを知る我々はあの額縁をまた見とどける
25
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灰色猫
パック入り鏡餅からぞくぞくと飛び出してくるパックの丸餅
26
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うすべに
街灯に浮かぶ木の骨 白い息 冴えるみつぼし飛ぶ流れ星
14
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安芸
お互いに顔も知らない同居人十月十日後お会いしましょう
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