灰色猫のお気に入りの歌一覧
芳立
青嵐ふきゆくころに白き日をかへす瞳はきつと逃げ水
11
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ゆりこ
五時半にチャンネル変える習慣で千秋楽は表彰式だ
8
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ゆりこ
タブレット端末導入モデル校 選んで来た子たまたまいた子
5
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月虹
奏でらる優しいピアノにひたりつつ今宵の友はシークレットガーデン
27
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夢士
赤き薔薇一輪咲きて風そよぐ皐月の空に一人愛でをり
15
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沙久
講義室の教卓「秘密の聖地」だと 隠れ顔寄せ ほら目を閉じて
9
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なかしぃ卿
思い出は色褪せないがセピア色写真の中で君が微笑む
7
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沙久
明日なぞは当たり前には来ないから 今日を最後と弾けて生きよう
17
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恣翁
菜の花も疎らな 長き物憂き日 蝶飛ぶ垣に 過ぎる人なし
19
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野々花
おかえりとおやすみなさいを言いたくて今夜の私 少し夜更かし
18
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祐鈴
悪気ない差別を区別という人を糾弾できず花に水やり
15
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桐生賄
ダンゴムシ 枯れ葉の下で お昼寝中 巨人に驚き 「逃げろや、逃げろ」
10
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へし切
老いぬれば身は衰へてままならず心も萎へば悲しかりけり
19
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葱りんと
見世物だ 都知事興行 税金を 使ってないなら 「もっとやれ」だが
9
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いわなおいびと
残業に疲れし夜は卒業の日に賜りし唐詩選読む
8
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海恵ふきる
温かい立方体を抱くような匂いのしない白い首筋
7
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もなこもち
悪妻と呼ばれようともモーツァルトひとりが愛してくれるならいい
5
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なかしぃ卿
四つ刻むドラムと歩くベースラインスイングしなけりゃ意味の無きかな
5
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ながさき
大輪の ビロード色の 薔薇の花 圧倒的な 存在誇示し
22
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白黎
愛されたいエゴが飛び散る焼肉で吸い込む言葉、全てがけむたい
9
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