詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
つちだゆういち
携帯は未だにガラケー文句ある?友達無いし着信無いし
16
もっと見る
煩悩
開かなくなった喫茶店のドアノブを回すくらいの硬度の歯ブラシ
9
もっと見る
幸子
ちらほらと発声練習しはじめる蝉に猛暑日予感する朝
21
もっと見る
聴雨
北窓をあかねに染めし山ぎはの横雲を背につばめ帰れる
8
もっと見る
聴雨
ビードロのグラス氷は解け落ちて些細な涼に亡き人偲ぶ
9
もっと見る
秋日好
五年前英語で書いた怪談が結構恐くて笑けてしまう
14
もっと見る
ざつ
生まれても死んでもひとはひとりでの愛おしさとか仕方なさとか
6
もっと見る
詠み人知らず
本気出し誰かを真似てもしきれずに ズレちゃう部分がその人の個性
18
もっと見る
詠み人知らず
あかときの清けき露を身に受けて 玻璃細工のごと 花びら透けたり
18
もっと見る
KEN
六地藏なのかばかりの命降る蝉の時雨に袈裟を濡らして
24
もっと見る
夢士
竹林を渡り来る風空仰ぎ両の手広げ深呼吸する
17
もっと見る
へし切
ぬばたまの闇夜の中も赤々とサーモカメラに映る鉄塔
26
もっと見る
横井 信
遠方に花火があがり煌めいた夜空で語る月と木星
14
もっと見る
千映
夕方の冷菓楽しむ手を止めりゃ茜の空にまた汗が出る
11
もっと見る
ひよこ豆
せわしなく声を掛け合うつばめ5羽 飛ぶ練習か 暑い納屋中
23
もっと見る
バロンマン
宵宮に氏子が集う傍らで神輿はひっそり宮立ちを待つ
18
もっと見る
滝川昌之
昼下がり空いた蕎麦屋の風鈴がセイロの前の「打ち水」誘う
31
もっと見る
もみじ☆彡
日盛りに人影絶えた公園で禊萩だけが涼やかに揺れ
16
もっと見る
恣翁
玻璃窓に見ゆる 凋める叢菊に 息吐かせたく 驟雨だに来な
20
もっと見る
ななかまど
畑にある野菜の恵み数えつつ家族の好み思案をしたり
12
もっと見る
[1]
<<
329
|
330
|
331
|
332
|
333
|
334
|
335
|
336
|
337
|
338
|
339
>>
[402]