詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恵芙
酢の川の足湯にならぶしろき脚ぞくぞく落ちる久米の仙人
2
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恵芙
瑞巌寺杉の古木に石畳伊達の襖絵美女の幽霊
3
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恵芙
天下り奉仕でやる気は無いのかね天下国家を論じた貴君は
4
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秋日好
無理をして時給を上げてくれると云う朝の瞼の軽くなる春
16
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KEN
茅葺きの 白雪とけて 軒下を 叩くリズムに 百舌鳥のソプラノ
16
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へし切
頼れるは近くの他人と言ふけれど付き合い難き隣国のひと
21
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夢士
情けなや こほん と小さく咳きて胸に手を当て涙する今
18
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コタロー
山茶花の雨に濡れたる花瓣の泪の如く散つてゆくかな
11
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栞
何もない休日にきみと寄り添ってただ在ることの幸せを知る
11
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もみじ☆彡
初梅を 待たず雲居へ 駆けるひと 俗世にのこす 知見と精神
17
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灰色猫
烟られつ老いも若きもじっくりと熾き火のお芋のほふほふを待つ
25
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露草
屈託なく「会いたかった」と青年の告ぐる若さに胸を打たれり
13
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つちだゆういち
生娘に愛を乞われも固辞するは熟さぬ果実食さぬために
10
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秋日好
十九年頭脳は侵食されていく英和で探すぴたりの言葉
16
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蔓葵
わが恋はとよ葦原の分け小舟障りありともこがれてぞゆく
15
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滝川昌之
家々の朝の支度は湯気となり冬の舗道の側溝に立つ
24
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うすべに
ささやかな出会いと別れ 繭にして 紡いだ糸を織りあげてゆく
14
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へし切
着飾ればおとなの形になれるともあらまほしきは大人のこころ
20
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夢士
寒風の吹く日の路地の陽溜りの枯草の下の春の芽吹きや
15
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灰色猫
焼き芋は皮ごと食べるほうがいい甘くビターな口どけがいい
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