雪柊のお気に入りの歌一覧
野々花
満天の星空の下傾ける耳に届きし父母の声
7
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野々花
母さんの箪笥の中に眠るのは初孫出来し昭和の新聞
12
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詠み人知らず
早朝の駅への道は競技場 健脚競う 老人たちの
13
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野々花
公園のブランコの前仁王立つ自我が芽生えし男の子を諭す
8
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夢士
夕映えに柿の実光る里の山自転車こぎて家路を急ぐ
18
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恣翁
樺色の栗の実見せて 弾けたる梂を拾ひて 持ち帰りてき
20
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へし切
赤々と日毎色づくさくら葉の花にもまさる秋景色かな
27
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千映
五十代今が一番いいものと思えど今もまた一番か
7
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千映
接吻という言の葉の響きには昭和レトロの映画浮かびて
11
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野々花
小春日の風の匂いに誘われて落ち葉踏みゆく音の愉しさ
12
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野々花
もろもろの落ち葉に隠れ鳴く虫の声を頼りにそろりと歩く・・・・
12
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夏野この葉
ちゃんとした大地に足をつけている 泳ぎたいのに わたしはなんで
5
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ミツ子
楽しいな 便箋インク万年筆 きれいに選んで手紙を書こう
3
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ミツ子
センス良くいつでも決めたいお年頃気分を上げて颯爽と歩け
6
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大さん
思い出を思い出のまま美しく弔うための蝋燭ひとつ
11
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大さん
幸運を 君にも少しおすそ分け 写真だけれど四葉のクローバー
20
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詠み人知らず
信号のキツい目玉に睨まれて 撤退だけが 正義となれり
6
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矢車菊
あのひとに言えないままの永遠のことのはふたつ スキ と サヨナラ
18
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本能寺
ベランダに朝日とツグミ舞いおりて もう起きてる?と首をかしげて
17
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林林
秋の野に友とオナモミ投げ合ひしあの日の幻 空に溶けゆく
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