詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
クロネコ
叢雲に 閉ざされ闇夜は深まれど 待ち得ればのぞむ 雪月の明かり
10
もっと見る
夕夏
うなわれたしょうわのたんぼまふゆにはくもりがらすのうすらいのあり
4
もっと見る
秋日好
水たまりパキリと割れる薄氷と空気しかない厳冬が来た
17
もっと見る
煩悩
常識を振りかざす人の常識に打ちのめされてる非常識な阿呆
9
もっと見る
KEN
イカロスの 悲しい翼 見るやうな 雪に高舞ふ 白鳥の影
16
もっと見る
つちだゆういち
君からの月が奇麗と届く文誤解か否か胸が捩れり
10
もっと見る
へし切
この夏に開きそこねた向日葵は曇りの空をみつめて吐息
22
もっと見る
羯磨
錠前の如きイヤリングを外し 耳には彼の言葉が残る
6
もっと見る
羯磨
雨の音かそけくなりぬ 裏庭の懐かしき木を伐りし日の夜
11
もっと見る
羯磨
奥底に差し込んでくる彼の人の口紅ほどの冬の夕焼け
2
もっと見る
羯磨
梅の花まだ匂わねど浅桃の掌に深く抱くうぐいすの声
2
もっと見る
羯磨
孤悲、古非、來ひ、想ひを千々に綴れども下心ある恋にぞありける
3
もっと見る
羯磨
沖繩の咲くやこの花あけもどろいまはゆふべと咲くやこの花
4
もっと見る
羯磨
きみの口に麦茶ごしに触れている小さきコップをにくらしく思う
8
もっと見る
羯磨
失愛の我に似たりや空蝉を 見ればつくづく 脱ぎたき我が身
4
もっと見る
千映
頬紅を指し吾は気合い入れるから寒い寒いも発すことなく
13
もっと見る
inosann
回復に兆しと思えばいとうれし自己主張する事故後の娘に
21
もっと見る
露草
チヨちゃんと名づけ迎えし雌鶏のちょこちょこ歩く庭ぞ楽しき
16
もっと見る
蔓葵
もらさじとしのぶる袖の玉水にたまゆらやどる夜半の月かげ
22
もっと見る
西村 由佳里
ボクだけが全てを走るそれぞれの選手の肩ではためきながら
7
もっと見る
[1]
<<
325
|
326
|
327
|
328
|
329
|
330
|
331
|
332
|
333
|
334
|
335
>>
[670]