詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ケンイチ
北風もかわいいやつだ粉雪を舞わせて此処が名残り惜しいか
21
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悠々
われを抱く覚悟はありやその首を賭して抱くかと迫る女(ひと)あり
10
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水葉
春の宵朧の月の出逢いとて燃えしこの身の裂けるが如く
4
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リンダ
淋しさのかけらを集め出来上がる人の形のわたくしがいる
23
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たんぽぽすずめ。
背中から落ちて一分無呼吸のさなかに思ふあなたとのキス
7
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庭鳥
「車乗る?」冗談だって知ってても素知らぬふりで座りたかった
7
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水葉
ゆき消えるきたる衣の残り香に儚き想いぞなき濡れるのち
8
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ことり
何処より来たれる蝶か思い合うこころのようなふたひらの翅
12
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向日葵
沈丁花ふわりと香る街角でふと思い出す実家の陽だまり
7
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浅草大将
つれなくも頬を冷たくはるの雨されど心にしみじみと降る
10
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久哲
週末の天使が乗った自転車の前カゴにいる虹色の猫
13
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リンダ
くるくると木のくず匂い鉛筆を尖らす夜中こころ落ち着く
7
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薫智
短パンの制服でいる子どもたち風の子だって寒いだろうな
11
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悠々
微温的人生たりしと思わねど消えざる炎わが胸を灼く
16
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みづ子
ひと冬の汚れを拭いてぴかぴかの廊下に犬の足の花咲く
18
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詩月恵
めぐちゃんに会いたかってん あどけない君の笑顔に会えて良かった
10
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螢子
一年の経ちて納骨さるる君墓は寺町本願寺にあり
17
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楓
春の日の陽射しの中にふと見れば冬の名残か雪の塊
7
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悠々
オーイオチャ、呼ベバカナラズシブシブトデガラシ淹レタ妻モイマナク
93
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たちかわ
てのなかで溶けていくのを待っているキャラメルフラペチーノつめたい
13
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