赤橙黄緑のお気に入りの歌一覧
星野冴子
陽を浴びて葉脈の線くっきりと 透けてる若葉美しきかな
1
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螢子
三日ほど窓から月が見えませぬ闇夜の中でじっとしている
2
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下地杏
窓の外を猫がゆっくり横切ってそれから何も動かない午後
16
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銀ねず
衝動は雨をともなふ信号に止められてゐし我が死なりけり
2
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螢子
うろこ雲浮かぶ大空眺めつつ洗濯干したる朝のひととき
1
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詠み人知らず
しづしづと葉を食む竜は巨木なるメタセコイアの見つるまぼろし
2
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銀ねず
花々と勝手にくくられたパンジーあっパンジーも名付けられてる
2
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宇津つよし
雨宿り槍は四方から刺さる濡れるし痛い 人間だもの
3
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宇津つよし
掃除する当番になる吐いた毒桜吹雪を見たら吸いこむ
2
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じゆん
ダイジョーブ見切り発車で出発だ ガタガタゆーな全然オッケー
2
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本歌取
蟲けらと馬鹿にゐたせし蜻蛉が どこが違ふとあざけり笑ひ
4
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宇津つよし
タモ持って苦虫捕りに出てきます 囓った顔の写メ送ります
3
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ムラサキセロリ
発作的自殺願望の鎮静剤として「戦え!何を?人生を!」
3
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ムラサキセロリ
労働を売りにドナドナする人がドナドナされる満員電車
6
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ムラサキセロリ
とくとくと雪の死体を吸ったから林檎の花は真っ白なのよ
5
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銀ねず
どうせ死ぬ僕たちだからそう言った君が一番驚いている
2
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詠み人知らず
休日は、洗濯のあとくしゃみして、遠いブッポウソウを聴いていました。
3
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都季
はらはらと言葉がこぼれ落ちてゆく残る本音は寂しい匂い
5
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詠み人知らず
あまりにも美しすぎる夕焼けは沈んでいくのに希望に見える
79
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銀ねず
浪費したしあわせの分ストックを気にしてる ふわふわにくるまれて
2
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