詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
警察の防災ヘリの聞きづらい「遊泳注意」は波間に消える
23
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詠み人知らず
目に見えぬものこそ逆にややこしいたまにはまって抜け出せぬ愛
5
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詠み人知らず
忘れ去る事が罰ならふたりとも秘密を持たずに逝けるのでしょう
7
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詠み人知らず
明日からまたくそったれな一週間それでも回る地球は回る
6
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詠み人知らず
独り酒海援隊を聴きながら我も老けたり鏡見て笑う
6
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金魚藻
日輪を引き裂き空の彼方から滴り落ちて頬よごすもの
5
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横井 信
緩やかにひかりを含み流れゆく雲の生み出す影に立つ僕
19
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己利善慮鬼
十字架は加算記号のようであり私は一つ重たく生きる
6
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己利善慮鬼
思い出がふと湧き上がる街角で「ただいま」と言っていいのだろうか
7
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己利善慮鬼
初恋の人の名前を思い出すそれは儚い鳥の名でした
6
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ひよこ豆
羽休め川を漂う水鳥にふっと見とれる信号待ちに
21
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千映
金魚柄二歳違いの弟は井げた浴衣で「ねいちゃん」連呼
15
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千映
日焼け止め忘れて顔を火傷したテニスの思い出汚点のひとつ
10
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詠み人知らず
旋律は夜想曲から花踊る円舞そこからあなたの髪へ
13
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灰色猫
こんがりとローストされた七面鳥きみは聖夜にイエスと眠る
15
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ななかまど
去る夏を呼び戻したり蝉の声入日はやまる山に吸われき
9
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詠み人知らず
夏姿くずして秋の雲ゆけば伯耆の富士は紅葉の準備
19
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コタロー
金足農エース一人で投げぬひた決勝戰で打たれて強く
6
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詠み人知らず
好きだから側に居たくて愛しくて近づき過ぎて見えなくなった
6
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吉野 鮎
エイアイが 生産性 を上げくれむ子を産むマシーン生産ラインに
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