雪柊のお気に入りの歌一覧
矢車菊
さようなら 最終列車はやってきて時間通りにきみを連れ去る
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へし切
捨てがたき縁のなくばあはれなれ 身はうたかたの消へてはかなし
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野々花
川沿いの桜の木々の赤ら顔梢揺らして風が過ぎ行く
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林林
半月はあなたの心?悲しみを抱えながらも笑顔湛えて
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詠み人知らず
安物の腕時計さえ嬉しくて 呉れたあの人 忘れたりして
11
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恣翁
風無きに 橡の実のバラバラと 色付く落ち葉に降りかかるかな
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大さん
リビドーを一滴入れたウヰスキー 飲み干したけど無言で溜息
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コーヤ
うたのわの窓を開くと彩りの秋の風情のスライドショー見え
11
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コーヤ
水底に楓のひと葉静かなり水に浸りてなほ鮮やかに
16
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野々花
雑草と呼ばれし花の可憐さをそっと教える風になりたい
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ぁゃ
「専攻さ、近かったんだね君と僕」追いかけたんだなんて言えない
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野々花
不器用な夫が操る携帯の帰るメールは蛙の絵文字
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詠み人知らず
自問する人に生まれてよかったか 路傍の草と 同じ命で
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もり
よく会うね 本屋で声を掛けられてだからと言ってどこも交えず
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桐生賄
めっきりと 朝の冷え込み 厳しくて 窓には結露 そんな季節に
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美津村
あたたかく見護るなんていうけれど監視されてる盗み見されてる
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都忘れ
眠れぬ夜 君を想いて 朝を待つ幾年過ぎて モノクロとなる
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詠み人知らず
柿の実を見上げる空の青さかな籠いっぱいの冬への準備
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光源氏
灯り火に浮かび去くらむ面影を夜のほどろに嘆きつるかも
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光源氏
逝く水の止まらぬごとく常もなくされども旅に去にしと思へば
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