詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
一度目は睨めてすますも再びに渡りに来れば 湯気も薙ぐもの
9
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ひよこ豆
空に向け根を張るように枝伸ばし葉はさらさらと日差しを隠す
15
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幸子
ひょこひょこといとけない手足あやつって阿波踊る子らに万雷の拍手
12
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幸子
インスタ映えする景色だねと話しても特に撮るでもない友と我
11
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聴雨
波立てるつよき痛みの引きぎはを見きはめ車走らせし夜
12
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聴雨
ヤキモチといふ感情を覚えた日母さんの抱く小さき命に
14
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詠み人知らず
おさなごを叱りとばして管をまく厭な婆に成ったものです
8
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横井 信
何処から夏の祭りのお囃子の笛の音を聞く涼しき夕べ
14
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ななかまど
小夜更けて二千億個の星の河われより古き光のありや
10
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幸子
フォーティーエイトばりにカメラに目線投げお祭りびとは踊りはじけて
12
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Chico
新妻が「 あなたおかへり 」いそいそと叩ゐて落とす 蝉の聲
14
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Chico
Yシャツや 搾れるほどに蝉時雨
20
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とはと
腹探りあれば懐熱い夜の本音に青し貧筆に足し
5
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とはと
塗布が沁み苦味露わな夏の頃思い隠して蚊帳の眉根を
3
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可不可
真四角なハンカチぬっと差し出され 洗ってくれなくても良かったのに
9
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恣翁
新たしき花附くる紫薇 触れませば 身を慄はせて 復た散らましを
19
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西村 由佳里
この土地が迎えつつある夜の空を見上げ続ける 明日は満月
8
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滝川昌之
境内で読経のような蝉時雨 宗派を超えて呉越同舟
28
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幸子
膝頭そろえカメラをスタンバり踊り待つひと道にひしめく
15
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詠み人知らず
絞り出す言葉少なに背を向ける父は悔しさ腹におさめて
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