藤久崇のお気に入りの歌一覧
ミツ子
さようなら せめて大きく手を振った せりあがる声は言葉にならなくて
5
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ミツ子
ひと突きで刺し貫いたこの恋がほんとにしぬのはいつなのでしょう
5
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ミツ子
こわいのです 夜がくるのも日が昇りまた一日が はじまりゆくのも
5
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ミツ子
誰かにね 縋りたいって思ってた 「誰か」はもはや一人を指して
4
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ミツ子
我ながらきれいに終われた恋でした なのにどうしてまだ好きなのか
7
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ミツ子
その石は星の欠片で出来ている そう信じてた母のブローチ
28
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ミツ子
もうすぐにころしてしまう恋だからせめてやさしく刺してあげてね
4
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ミツ子
そしていつか独りで目を閉じるとき私はわたしをほめるでしょうか
7
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林林
塩と梅 一夜でかくも睦まじく溶け合ふ愛が滲み出てゐる
31
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絮谷新
携帯のふいに切れては耳当つる沈黙深し断続音は
26
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詠み人知らず
さあ踊らう陰氣な墓場を拔け出して月夜に君とラストダンス
4
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詠み人知らず
休日は夢か現か幻かアイスのやうに溶けてしまつた
18
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詠み人知らず
そこにあるコップがぐらりと横になり藝術が今動き出したのだ
9
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秋日好
花は咲くあるがままにそのままに君の色香はさぞや麗し
19
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月虹
歌といふ優しい記憶に包まれて草木も我も眠る真夜中
81
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君丸
休日に 眺める雪は 乙なれど 明日仕事だと 憂鬱な白
7
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吉野 鮎
裏富士の武骨の貌迫りくる宿に不毛のひと夜すぎゆく
4
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吉野 鮎
ウェブ上にきみの論文ヒットしてくちづけする如その名をなぞる
8
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吉野 鮎
滿月の眞夜冴え渡り裸木の梢の雪にひかり憩へる
10
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吉野 鮎
形見とふ不在の證手にとれは零れ顯ちくる汝の在りし日日
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