詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
積雪の予報もはずれ安堵して 当らぬ予報に また 気をもんで
18
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夢士
ふと見やる窓の向かふの雪化粧並ぶ車の屋根は一色
15
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行中納言中将知師
徒寝からいづれの時か目のさむる うつつの世こそまたの夢かな
7
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行中納言中将知師
長き夜の思ひによりてこの恋の みだるる糸をたれか解かむ
10
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行中納言中将知師
交野なる花はにほへど溝川に 流るることを惜しとこそ思へ
17
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さかさまぼこ
「旅の者」我れをそう呼ぶ漁師らに幸分かたれて鮭と鱈の日々
5
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こぐまじゅんこ
青空のもとに消えゆく雪うさぎ南天の赤ふたつ転がる
8
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花散姫
如月はレンタサイクル影もなし 板ぶきの宮跡にひとり寝転ぶ
10
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滝川昌之
春雨にしばし黙して若鳥は恋唄までと喉休めおり
22
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つちだゆういち
笑む度に僕に隠すは頬の皺退けなぞる君の年輪
12
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詠み人知らず
真白なる北上川の凍てつく夜は 零下十度のさえる星々
7
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煩悩
星も月さえ消えてしまった砂浜で乱獲されるうみがめの卵
10
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cancer
人生の階段のぼっていくわたし踊り場の君をもう追い越した
5
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cancer
いつかみなわたしのもとを去るのならわたしのものであるうちに死ね
6
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可不可
鬼女の目に己を悔いて泪橋 けふも架かるか安達ヶ原に
15
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蔓葵
梅が香を隠せるものは春がすみたつかと見ゆる杉の八重咲き
12
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アスリート
永遠の都と人の呼ぶローマ 文字に書かれぬ人知れぬ恋
3
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煩悩
勝ち誇っている初夏の草木お前らの血はみどりの粘液だろう
8
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普徳亭大崇
敷島や 日の本の國の もと問はば彦火火出見の 皇となる
8
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へし切
しろがねに花とみまがふ霜おけば深山はるかは春にやあらむ
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