藤久崇のお気に入りの歌一覧
千映
平凡な日々の暮らしに打たれしはカンフル剤の如き君かな
11
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詠み人知らず
初雪の白き庭さき聲明かり幼よろこび舞ひ散る風花
16
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リクシアナ
氷点下23度のなごり星まばたき交わすラメの雪闇
27
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もなこもち
寒いからどこにも出掛けないと決めド派手な靴下履く日曜日
9
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只野ハル
さよならを言わせてくれる優しさにありがとうまた逢える時まで
32
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只野ハル
病院で年越す父を思いつつ母を寝かせて除夜の鐘聞く
18
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只野ハル
青空を ひとつ切り取り 送ったよ 手のひらにのる 大きさにして
28
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秋日好
東向き厨の窓に上がりたるいびつな月を夫待ち月とや
21
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ラベンダー
度々と 乖離が酷し 自身との 言費やせば 費やす程に
20
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ラベンダー
意識なく 眠る祖父へと 話す日々 繋がってると 信じ続けて
21
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ラベンダー
マフラーを 巻き訪れる 梅林に 香り立つ花 綻びる春
22
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千映
雪の中 都大路を懸命に走る娘に傘も応援
15
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美津村
助からないなら家の畳で逝かしめよと言ひし言葉に我は苦しむ
16
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美津村
雷過ぎて窓開け放つ病室に雨の匂ひを母は喜ぶ
16
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海原 真生
綺羅綺羅の私の綺羅を君が吸い抜いたからもう輝けないよ
4
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海原 真生
生活の全てが私に死ねと言う 街を出ようか 君すら捨てて
4
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沙久
天秤が揺れる「いいな」と言いながら 天に任すか恋の着地点
23
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沙久
一年を経てなお残る「罪悪感」 生きている君よどうか責めないで
16
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沙久
寒空も悲鳴を上げた事故現場 もろともひしゃげた「法令遵守」
10
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沙久
故郷から遅く届いた年賀状 「君の幸せ願っているよ」
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