灰色猫のお気に入りの歌一覧
Chico
てふてふや 彼のよ此のよと搖らめゐて吾に囁けあとのことなど
18
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Chico
夢見蝶 燃えながらきて降らしめるその鱗粉を夜は視てゐる
18
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詠み人知らず
さよならの 詰まった手紙を送るため 涙で一滴 ぽとり封をする
7
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萱斎院
夏の夜のわびしき夢に寝おくれば 闇にほのめくゆうがほの花
7
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千映
少子化の時代に身勝手大人たち児の声五月蠅いなどという
9
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千映
眩しくて近寄りがたい君が今吾のこころの真ん中座る
10
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夢士
リーダーの掛け声一つ撥をふる和太鼓の音暑さ忘るる
20
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沙久
君たちは どこまでズンズン 行くのだろう 大海原なぞ さぞ小さかろう
16
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沙久
異端児は 前例崩しの祖となるか それとも只の 愚凡で終わるか
9
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沙久
恋になる ならないよりも 「君以外」をやっと意識した 七月一日
15
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桐生賄
明日、初の 検定受ける 長男に してやれる事 「がんば」のメール
15
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只野ハル
18、19の風は吹いたのだろうか吹いたとしたらどちらを向いて
12
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只野ハル
ホーローの松山容子のボンカレーの看板の縁が錆びている
14
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只野ハル
介護とは悔悟伴うものなれば今日の終わりにビールで誤魔化す
19
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萱斎院
ささなみの寄らむ方なきゆふべには つがふ鴨すら浮き寝するかも
6
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みやこうまし
歌詠みて我の生きざま曝しつつ共感くれる友を求める
21
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美津村
頂きに平たく松の這ふ小島飛びたつ海鵜の羽根ひかりつつ
14
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絮谷新
ブラ透ける女子高生の立つ小屋に「悔い改めよ」とブリキの看板
12
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美津村
離れつつ形変へゆく雲二片夜明けの空に輝きをます
8
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野々花
ねえ月が綺麗ですよとメールする勇気もなくてひとりの月見
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