藤久崇のお気に入りの歌一覧
なかしぃ卿
真白にぞ覆いたりける一面の雪も覆えぬ我が黒歴史
8
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沙久
君の風邪ひどくなったら大変と アライグマの如吾皿洗う
18
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沙久
振り分ける為のセンター試験終え「打倒ラスボス!」のカウントダウン
19
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沙久
つかまえた結晶君に見せたくて 息急き切り駆ける宵の雪路
24
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灰色猫
海岸に流れ着いたる一冊の本を木陰に立てて乾かす
21
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只野ハル
詠むほどの事かと思えばスマホの指が止まって仮保存する
15
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只野ハル
食間の胃腸薬飲み小腹空きまた食べ始めふと考える
11
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詠み人知らず
絶壁でためらっている人の背を押してあげたよ一日一善
11
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美津村
全快して退院する者ここに居ても治らぬと言ひて出でてゆく者
9
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美津村
真赤なる手の平かざし見てゐし母何も言はずに眼を閉ぢぬ
9
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美津村
遅れがちの妻を返り見かへり見つつ春の野道を散歩するふたり
29
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美津村
またひとり亡くなりたりと寝たきりの母が気配を察して話す
12
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詠み人知らず
あの人と唾液を交えることもなく韮のはさまりたる我が八重歯
4
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詠み人知らず
うるさいな興味がないって言ってるのアンタの襟足ひきちぎるわよ
3
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詠み人知らず
トーストも焼かずにぼうと過ぎる朝台所からやかんのなく音
9
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詠み人知らず
バニラとムスクの違いもわからないあおい坊やは出直してきな
5
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詠み人知らず
理由など知らぬ存ぜぬ貴方との視線の交わり二秒で反らす
8
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詠み人知らず
からっぽのいれものであるこのからだねえパトラッシュわたしつかれた
8
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詠み人知らず
夜空よりみつあみの娘の落ちてくるその機にそなえ今日も上向く
5
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詠み人知らず
大粒のラメ塗るブラシしたまぶたこれであなたを魔法にかける
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