詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
己利善慮鬼
群青の歌が私を埋め尽くすまるで海だと笑ってしまう
6
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みなま
このいたみこの苦しみは己のみひとにはひとのその暮らしあり
48
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千映
年ごとに天然パーマ強くなる髪細くなる悔し反比例
11
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露華
天高く清澄な空見上げれば金木犀のそよ風とおる
5
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露華
簾巻き 雨戸を閉めて 備えたが 準備早すぎ 暑すぎる家
6
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聴雨
山ぎはにそこはかとなく凛とした秋のはじめの上弦の月
17
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煩悩
紫外線完全ガードのママチャリの超立体マスク越しの笑顔
10
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キイロイぴよ
明日からまたくそったれな一週間それでも回る地球は回る
5
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恋葉
先生は頭かき撫で幸あれと言った。お通夜の夢枕にて
2
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しずく☆・.…。
萬灯に 優しく揺れる 影法師 傍に居た日を 唯懐かしむ
27
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幸子
幼子の抱っこ紐より仰け反りてその手で世界探らんとしけり
21
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しずく☆・.…。
登ろうか 坂の上から 振り向けば 群青の海が 見えると信じ
32
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金魚藻
先人は短歌を心なりと云ふ案内なければ立ち盡くす宵
16
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金魚藻
いつの間に増える他人の目と眼と瞳死にたくはなしまだ死にたくは
3
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コタロー
有り餘る才能が開花する才能無しも才能のうち
6
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コタロー
職場にて怒られたつて次の日は玄關を出て朝日を浴びる
15
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コタロー
人生は一度きりの事だから美味しいものから順に食べてく
12
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可不可
坂道を手つなぎ降りる影のびて 末は一つに溶け合って了へ
9
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ななかまど
障子戸を開ければ優し処暑の風朝の光に乗りて入り来る
11
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西村 由佳里
切るべきか切らざるべきか行きつけの美容院はもう我の目の前
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