ふじこのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
とりどりに 弾くる火薬の間にぞ 神秘的なる幻想ありける
15
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まあさ
残炎を すっかり流して いくような 夜半から続く 強い雨音
23
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滝川昌之
遠雷か祭囃子か網戸から 庭でコオロギ鳴き出す宵に
25
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inosann
惜しげなく羽の透明さをひけらかす名はクマゼミか? 静岡にて見る
18
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抽信抄
傘たたまん夕立雲の消えゆきて太陽の縁細く赤らむ
3
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カムイ☆彡
往く夏を 惜しむが如く 蝉時雨 七年の夢 ひと夏の現
6
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滝川昌之
「何食べる?」 たまに外では俺が聞き 家では何度も君に聞かれる
22
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紫草
チェーンソーの音が途切れて汗だくの男ら現る三時のお茶に
25
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まあさ
熱帯夜 先祖から聞いた 話とは 違うとコオロギ 困惑の声
22
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inosann
縄文の足跡のこる水田の一歩一歩が今まで続く
21
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コタロー
エプロンのポッケの子犬顏出して街路樹に水やりたる婦人
9
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秋日好
熟れきって枝に残った実のひとつ見上げる狐は舌舐めずりで
19
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詠み人知らず
歯磨き粉 食むがに思ほえ疎みしが 今ぞ馴染みてチョコミン党なる
7
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詠み人知らず
暉暉たるに 真水を温み 童らや 騒がしき声 水浴びるらむ
20
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秋日好
掘り下げて底を眺めて横に積む土くれ蹴って俯いている
20
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吉野 鮎
ひと夜花ま白を咲かせ黒き蛾の妖し光る目夕闇に誘ふ
22
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藤久崇
忘れられし 人らも会うや 世々を経て 倶に築ける み仏の山
16
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へし切
忘るるも留め置くことも苦しきに君が名を呼ぶ残暑のひなか
24
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滝川昌之
長男の一人暮らしの申し出に テレビの音が急にうるさい
27
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カムイ☆彡
蒼空に秋を混ぜるか秋茜積乱雲をスイと切り裂き
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