詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
松本直哉
清明のやさしき雨につつまれてさくらさく村はるかにけぶる
7
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秋日好
顎クイでキスされ目覚めたダメ妻はその瞬間を宝認定
11
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松本直哉
花便りとどきにけりなたれこめて春のゆくへも知らぬわが身に
9
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夕夏
くさきもゆはるさきはよいおぼんまえくさきかりもすさとやまのあり
11
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松本直哉
あんず咲くローマの春の謝肉祭やそのちまたにあへる子や誰
5
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灰色猫
晴れゆかば白き桜の花透かし青く燃ゆるは夏の葉桜
26
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まぽりん
佐保姫の振る領巾なれや糸桜くる春ごとに咲きみだれけり
29
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滝川昌之
緊張のスーツを脱いだ週末に新入社員が気づく晩春
19
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灰色猫
甘酸っぱい柑橘系の香水の瓶に封じた初めての恋
16
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粕春大君
山深み散らぬさきにとたづねけり久良岐の里の花の坂道
21
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煩悩
ラウンドワンにてバイカースタイル決め込んでロデオで華麗に飛ばされる歴女
6
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煩悩
アメリカの女の子たちに大人気ボディーファンタジーバニラを代引き
6
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秋日好
新元号出会うとしたらうたのわかグリーンパークの総領事館
16
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河のほとり
澄みゆけば常なき夢の世のほかに桜を風のさそふ空かな
20
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灰色猫
美しい黒き桜も散り果ててやっとわたしに闇の訪れ
20
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芳立
世の人の愛づるや花の散りかかる路べの草も光ありけり
9
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うすべに
ふと見せたさみしげな眼に 確かめる こころの中のあたしの居場所
20
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河のほとり
花はただかなしく散るをながめましまためぐらざる春にありせば
20
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灰色猫
受け継ぎし母なる味の朝餉食むいつでも故郷は食卓にある
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つちだゆういち
隠したひ知られたくなひ誕生日老いたことなど誉れになるか?
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