藤久崇のお気に入りの歌一覧
沙久
神の手によるものなのかDNA 時に残酷な配列さえも
18
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なかしぃ卿
故郷は遠くにありし者が言ひ残りし者は地元と呼ばむ
8
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万陽
蚕が葉を虫食むごとく我の子も好物のみの虫食いをする
11
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月虹
やはらかく積もる粉雪彼方から降る言の葉に応ふ恋歌
78
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万陽
金柑のコロコロとした愛らしさひよこにも似てしばし眺める
22
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千映
妻亡くし独り寝の辛さ知る歌に男の優しき心感じる
16
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まあさ
今年から「健康感謝の日」にしよう 一・一九 大切に生く
25
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まご
郵便が正しく届くことなどにいちいち感動しようふたりは
5
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まご
「もう生きてやらんぞ」の声を洗濯機ぐるりぐるりと水抜き捨てた
5
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まご
この部屋は君の不在に気づかない開けっぱなしのタンス以外は
5
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まご
ちいさくておおきな世界の大きくて小さくなった世界の二十歳
6
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まご
今ここで裸で抱き合え僕たちが朝日に溶けてなくなる前に
3
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リクシアナ
こんな夜は火を絶やせない氷点下二十度ひかえた星月夜かな
21
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南美帆
いいところなんてないよな私でも君が元気でいれば幸せ
8
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南美帆
ランドセル背負って両手にゴミ袋前髪のはね気にしながらも
12
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桐生賄
母と子で 大好物の あんこ餅 小腹すいたら おやつの時間
19
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詠み人知らず
雪ふりて覆い尽くされなほ残るもののすがたの白きふくらみ
26
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灰色猫
儚げに過ぎゆく日々の直中で愛という名の熱を求める
19
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詠み人知らず
焦らない 楽しみながら進んでく 古語は逃げない待っててくれる
18
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藍子
新聞の投稿欄を眺め見て我の稚拙さ圧倒される
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