野々花のお気に入りの歌一覧
美津村
カーブミラーに新聞配るわが姿写るこの角背を伸ばし過ぐ
6
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美津村
朝光を包むやうに折り曲げて配る新聞手触りぬくし
5
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美津村
髪刈りて店を出でたる午後の街他紙ははやばや夕刊配りをり
5
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美津村
人目を忍んで女に逢ひたる経験は終になきまま一生終らむ
10
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大さん
自転車で 海へ行こうと 走り出す 全速力で 君を追い越し
5
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灯依
差し出して振り払われた手のひらが ぶらぶら暇を持て余してる
11
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村上 喬
つぶやきがミソヒトモジになる夜に月を愛でつつ風に吹かれる
22
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千映
金木犀 洗濯物の傍で咲く花の盛りに 移り香少し
10
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大さん
秋風に 誘われるまま 切り出した 別れの言葉 風に流れて
3
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千映
散歩道 栗一個だけ 落ちてたと拾って来ても 靴箱の上
10
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秋日好
忘れてた洗濯物を両腕に絵に描いたよな三日月眺む
15
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詠み人知らず
柿の種ピーナツ抜きがあるなんて 知らなかったよ 痛恨のミス
9
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林林
虹を見た友の便りに窓を開け空の彼方に何を祈らん
11
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詠み人知らず
日は照れど肌寒きかな秋晴れの休みの朝に秋桜のゆれ
11
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虚空の旅人
錆びにくい 素材のはずが 錆びついた 休暇となりそう シルバーウィーク
5
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虚空の旅人
天の川 名も無き星の 集まりの 淡き光に 心惹かれる
5
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虚空の旅人
麦わらの 君の足元 風過ぎて そこだけ涼し 秋立つを知る
5
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彌生
消音のテレビの中を泳ぐ人 未来の欠片ひとつ掴んで
3
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新座の迷い人
妻記憶 甦らせたくて 花探し幼き頃に 見た花求む
20
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光源氏
有明の傾く月をながむればつはものどもの夢を念ふる
5
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