ななかまどのお気に入りの歌一覧
鞘森天十里
我が街に桜並木のあるゆへに書を借りに行く道も浮き立つ
10
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トウジさん
先考の盆栽芽生える春の陽に輪廻なるかな桜もひとも
8
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鞘森天十里
弥生にて夏日なるとも吾が猫は眠れり吾に顔を乗せつつ
8
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うすべに
うす暮れのしだれざくらに魅せられて 下ゆくひとの頬うつくしく
20
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滝川昌之
ちぎっては投げまた千切り大好きな桜のおしべほおばるメジロ
20
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こるちぞう
ご到着ご出發時の鳴く聲がやまぬ白鳥御一行樣
13
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へし切
花は花 咲いて散るからいみじけれ 人は人とし今を限りと
20
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falcon
散る花を惜しむこころに入相の鐘の沁みくる春のゆふぐれ
15
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虹岡思惟造
イーゼルを背負う女学生歩み来る芸術学部のある駅の前
11
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千映2
通い袋愛を込めてと書き入れる乙女に見える趣味の友達
6
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千映2
少しだけ春の設えしただけでまた幸が来た吾に笑顔出る
9
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夕桐
雪解けの丸屋の庭に高知らす光ささめく花時計かな
15
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しきしま
をちこちに春を呼び鳴く鳥ゆゑに花のまばらに咲きや匂へる
11
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秋蒔こむぎ
誰だらう山が笑ふと云つたのはほんとに笑つてゐるではないか
13
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虹岡思惟造
泥浴びて心地良さげな豚の子等落ちて瀕死のウスバカゲロウ
7
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滝川昌之
桜満ち満ちたばかりの花びらがそれぞれ戻る元のチームへ
21
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うすべに
鳥はこぶ花のしらせに気もそぞろ 落ち着きなよと春の雨ふる
13
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鞘森天十里
やはらかにうるほひ満たす春の雨地に降りそそぎて恵みとなりなむ
8
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鞘森天十里
花雨に木々の芽吹ぞ進みおり春の息吹の満ち満ち足りし
6
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杜鵑草
ネオン坂登りつむれば色里は しづみて古き句碑に殘れり
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