吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
秋日好
ふと途切れ泣きつつここでを投げ出せばただありあわせ終ぞ遺らぬ
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秋日好
思うより驚きに満つキミだから近くに置いて気付かせてくれ
14
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秋日好
純白に始まりバラに染まりゆくチューリップ植える五百五十も
14
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秋日好
重き侘びさせても実りはあり得ない裡に溜めずに波に流そう
14
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秋日好
「掘ってる」と一言云って立ちつくす幼稚園児はやはり可愛い
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とはと
立ち戻り記す思いと辞書巡り宅の衣は熱と揚げられ
4
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とはと
先遊び過ごす日影の路地歩き二人鼻歌空に立て掛け
7
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とはと
疾く疾くと思い窄める口甘く君は指差す瓶のビー玉
6
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とはと
穂に習い偏る視界端に住む風の人形概ねの顔
6
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とはと
あやす手と頬に包まれ寝る貴方夕を濃くして手真似る鳥と
7
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桜枝巧
舌先で「ラ、ラ、ラ」と歌う しゃぼん玉ひとつひとつを消して行く音
9
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夕夏
たりきほんがんかわざんようのみんしんにたぬきうけるがきつねこん
4
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夕夏
なにごともめさきそらしてそしらーぬゆるきゃらのようおとぼけぎいん
4
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夢士
嵐過ぎ走る常磐ハイウェイ横風強し舞ひ飛ぶ木の葉
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夢士
今日もまた走る常磐ハイウェイ昨日の筑波は遥か彼方へ
9
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夢士
利根の川大河となりて河川敷憩の芝も飲み込み流る
15
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夢士
硝子器の酢漬けの茗荷酒の膳移ろう四季の早きを思ふ
19
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夢士
もう少しあともう少しこのままで動かずじっと秋雨の朝
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ラベンダー
生前の 母の眉への こだわりの 姿思わし 太強く描く
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横井 信
澄み渡る 空気に触れて 見渡せば はるか向こうの 雲と山なみ
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