灰色猫のお気に入りの歌一覧
己利善慮鬼
温泉と潮と渦巻く星空の夢は幼きあの日のままに
3
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コーヤ
どこまでもついて行きたい美しさモンキアゲハの吸蜜の舞い
18
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コーヤ
夕焼けの赤き空背に帰る道草束の中桔梗が揺れて
17
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詠み人知らず
ひぐらしや夕暮れどきに吹く風の果てゆくを鳴く君の哀しみ
12
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クロネコ
熱き日に 沸き上がる声援 追い風に 羽ばたき馳せる 真夏の巨鳥
3
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詠み人知らず
棘の無き薔薇淡々と穩かに庭やすらぎの香りほのめく
6
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こぐまじゅんこ
いつからかセミの鳴き声しなくなり心も静かに秋を待つ日々
5
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千映
お泊りの母介護士に無理をいう年賀状持ち息子に電話を
7
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秋日好
気の病鬱の虫を蹴飛ばしてさあ出かけよう秋向かう庭
19
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人三昧
教え子に 手を引かれてや 秋日和 九十四歳 恩師大往生
6
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秋日好
おしどりの夫と出かけるデェトより身支度かかる看護師との朝
16
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絮谷新
百日白花を散らして枝の撓む靜かに深き吐息を負ひて
16
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秋日好
夕べ見た月まだ残る青空に診療所前ふと立ち止まる
15
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果禾緒
ララバイを聴かせたくなるコスモスは倒れてもなお花を咲かせる
3
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透子
くちびるにかつての恋の名残乗せ心もぞ燃ゆ黄昏の風
4
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千映
色褪せた愛には光るものもなく新しき愛飛んで跳ねてる
7
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創理
すれ違い取り残されたままでいる 今日という日をどう過ごせばいい?
3
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西村 由佳里
左手のメモのパン粉はどこかしらうろうろうろうろカゴ持ちながら
3
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坂田透
ポンポン船エンジン音を聴きながら 赤い橋かかる故郷へ帰る
4
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筍
初恋の檸檬の味には程遠い誰かがくれた真っ赤な苺
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