灰色猫のお気に入りの歌一覧
はまたいと
笑う夏 苦労した夏 泣いた夏 夏の終わりに 海がこぼれる
5
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河のほとり
問へばただ遠きむかしを風かよふ小笹ばかりぞそよと答ふる
22
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なかしぃ卿
盆過ぎて夏の終わりのハーモニー聴きたくなりてYOUTUBEする
5
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なかしぃ卿
水底に太古の彼方よりゐたるシーラカンスの慈しみ深く
5
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なかしぃ卿
千本の手で衆生を救ふとふ人も無き世を一人かも寝む
3
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このえ
今は離る列列椿つらつらに思わざらればのどかならまし
4
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沙久
分かり合えないまま別れた人達が ふいに笑顔で横切って行く
19
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沙久
果汁一パーセントにも及ばない 果肉抱いた恋に捕まる
13
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絮谷新
逆光の煉瓦倉庫に沿ひてゆく淡き孤獨を宿せし姙婦
20
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沙久
日を受けた 大きな背中が 向日葵の ように輝き 未来を照らす
14
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リクシアナ
野分け去りとんぼ湧き出で陽はたわみ雨の名残りの濁流をきく
26
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桐生賄
おばあさん ツクツクボウシの 鳴き声を 鳥だと思い 「素敵だねぇ」と
22
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果禾緒
夏イコール水としてよみがえる影 幼き兄の若き日の父の
4
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花撫
クーラーで冷やされてない夕暮れに聞こえるサイレン、ひぐらしの声
5
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キタハラ
愛しているならばわたしは奪われたいショートケーキの苺みたいに
19
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詠み人知らず
浮かんでは流れる雲の白濱に人影もなく波寄すばかり
11
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詠み人知らず
草原に移りゆく影秋の雲飛蝗追ふ兒に陰の差し入れ
7
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みやこうまし
微笑めば安心すると思うのか病床の妻は笑顔作らう
19
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西村 由佳里
少しづつ秋が近づくさあ夏よ時は満ちたり荷造りをせよ
3
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桐生賄
贅沢は 草取り後の シャンプーと 減肥茶飲んで お茶菓子食む事
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