詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
しずく☆・.…。
茄子揚げて 出汁に浸して 冷製に 母の手製の 美味なる夕餉
22
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みやこうまし
生き足らず物足らなくて今夜また布団の上でしばし黙然
13
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滝川昌之
狭庭にて心細げに身を寄せた秋虫泣かす野分の気配
27
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松本直哉
月かげの白く照らせる頬杖の雲のはたてのひとを恋ひつつ
6
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ななかまど
新しき前掛けのあり地蔵盆村のはずれの道祖神笑む
11
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もみじ☆彡
目の縁をかすめる茜追い見れば青空高く秋津風切る
13
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西村 由佳里
描き直す その決断のその先に幸いの日があると信じて
10
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可不可
向き合って夕陽の餌は人の涙 あかい舌なめづり吸ひとる
6
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詠み人知らず
一般の「普通の幸せ」知らねども君が笑えばそれだけで良い
8
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KEN
夏殘す風に紛れて闇時雨蟲の奏でる音は更に澄み
20
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び わ
オクラ花黄色の花びら満開に畑仕事の夫婦をみつめ
7
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聴雨
空色と灰色クレヨンにぎりしめ窓を流るる雲ながめゐる
19
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幸子
きれいな字だねと男性に誉められる「な字」を略して耳が取り込む
17
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千映
伸び伸びと育ててくれた母だから今度は母を伸び伸び育てる
19
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己利善慮鬼
神様が同時に鳴らす僕達の2オクターブの遠距離恋愛
5
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へし切
涼風の吹いて風鈴 チリリンと 夏のおわりは音もはかない
30
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石川順一
下心あれば整理もされて行く写真に撮れぬもどかしさあり
20
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北窓
事実だけみればフツーにくだらないことに傷つくことに傷つく
7
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横井 信
幾重にも重なる雲を押し流す風は暴れて僕はよろめく
19
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己利善慮鬼
紫陽花は「アジサイ」という名を知らずその彩りの遷りゆくまま
5
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